夫に見放された上、お金に困った女性が自分の目を一個売ることを決意、新聞広告に「目」を商品として掲載するという事件がバングラデシュで発生した。
この母親は現在26歳で、「2歳半の娘を育てるために一生懸命仕事を探したけれど・・全然雇ってくれるところがなくて・・。だから私の目を一個売ることにしたのです。だってこのままミルクや食料もなく、我が子が死んでしまうかもしれないのに、両方目があったってどうしようもないでしょう?」と話す。
バングラデシュでは、お金のために男性が臓器を売るということは今までに何度かあったが、「目」を売りに出した女性はこの母親が初めてだという。
実際の新聞広告では「目」のはっきりした値段は掲載されていないが、「自動販売機を設置したり、玩具販売が始められる程度の金額を希望します」と書かれているとのこと。
母親は「まだ誰からも買いたいという連絡はありません。私が冗談でこんなことをしていると思っているんでしょうね。でも私は本気です」と語る。
現在、同国では全人口の半数近くが貧困に喘いでいるが、その中でもいわゆる子供連れの未亡人達は最低の生活レベルにあるという。
バングラデシュの法律では臓器売買は禁止されているが、命を救うために誰かに臓器を提供する事は認められている。また、家族以外から提供を受ける場合、大抵は臓器に値段が付けられると関係職員は現状を説明している。この母親の場合、あくまで自分の片目を誰かを助けるために売るということであれば、行政側としてもそれを止めさせることはできないようだ。
【Desperate mother puts eye on sale】