自殺するため迫り来る列車の前で線路上にひざまずいた男が、何故か電車が通り過ぎた後に無傷で立ち上がり、そのままノコノコ歩いて立ち去るという事件がイギリスで発生した。
その日、ロコフォード駅で「次は通過列車です」とのアナウンスが構内に響き渡った直後、ふらりと現れた中年男性が線路内に侵入していったという。その時プラットフォームに居合わせた人々は皆、突然の出来事に驚きを隠せず、恐怖で動けなくなってしまったとのこと。
一方、線路上にひざまずく男性を見た列車運転手は驚愕。すぐに急ブレーキをかけたが、時すでに遅かった。結局、時速80マイルで突っ走っていた急行列車(ロンドン行き)は、駅を約1マイル通過後ようやく停車したという。
一部始終を目撃した人々は、誰もが最悪の状況を想像していたとか。しかし男性はおもむろに立ち上がると、プラットフォームに上がるため「ちょっと手を貸してもらえないか」と周囲の人に助けを依頼、皆が唖然としている中、普通に歩いてきたとのこと。
その後この男性は、あまりの驚きで声も出ず、ただ立ち尽くす人々に対して「家へ帰るよ・・」とつぶやき、どこへともなく立ち去っていったという。
実はこの男性は列車に衝突する直前、前のめりに倒れこんでいたことが判明。その結果、列車はその真上スレスレを男性の体に触れることなく、奇跡的に通過していた事が後に分かった。しかし駅にいた客達は、何がどうなって男性が無事だったのか全く理解できず、ただ呆然としていたという。