以前、KFCの契約工場でニワトリ達が残酷に殺される様子をこっそり撮影し、その動画をネット上で公開した動物愛護団体(PETA)が、今度は彼ら曰く「牛の大量殺戮現場」の動画を公開して話題となっている。
問題の動画はPETAのウェブサイトに今週火曜日(現地時間)にアップされた。その内容はアイオワ州にあるAgriProcessors Inc.で、"いかに牛が非人道的に殺されていくか"を同社に従業員として潜入したPETA協力者が今年の夏にこっそり撮影したものだとか。PETA関係者によるとその行為が明らかに法律違反だとして、すでに関係省庁に提訴したという。
そのビデオには、大きなドラムに入れられた牛(意識あり)の喉元を次々とナイフで切り裂く従業員の姿が映し出されている。大量の血が流れ出す中、血にまみれたドラムから次々と牛が放り出されていく。中には地面に溜まった血を倒れこんだ牛に足でかけて微笑む従業員もいる。
一方訴えられたAgriProcessors Inc.のスポークスマンは「牛の喉を切るのは、牛に痛みを感じさせず瞬間的に殺すための最善の方法だ。ユダヤの法律では事前に牛を気絶させる事を禁じている」とニューヨークタイムズ紙で訴えた。
さらに彼は「我々は正当な方法で牛を殺しているのに、それが残酷過ぎると言われている。牛肉を食べる人達は全て彼ら(PETA)が述べる"非人道的で残酷な殺し方"を容認していることになる。」と述べて同社の正当性を主張している。
これに対しPETAは「喉を切られても牛は一瞬で死亡しておらず意識もしっかりしている。痛みも感じている。肉を食べる人は全てAgriProcessors Incをサポートしているようなものだ」と反論。今後、徹底的に裁判で争っていくつもりのようだ。
【問題の動画はこちら(再生メディアと回線速度を選んでWatch It!をクリック)】
【FOX NEWS am:PETA: Kosher Slaughterhouse Abusing Animals】