【Sky.news】
その日、列車内で客達の乗車券をチェック(拝見)していた車掌が、座席で気持ちよさそうに眠っている男性を発見。やさしい車掌は彼を起こさないように静かに切符にパンチ(打印)し、そっとしておいたところ、後にこの乗客は眠っていたのではなく死んでいたことが判明した。
この車掌は一見して男性が居眠りしていると判断、彼が握り締めていた料金12ポンド(約2,330円)の切符をそっと取り出してチェックしたのち、静かに手の中に返しておいたという。
15分後、列車は終点のヨーク(イングランド北部の町)に到着した。乗客が全員下車していくなか、この男性だけが気付かずに眠っているのを見つけた車掌は彼を揺り起こそうとした。
もちろん乗務員達も、通報を受けて駆けつけた救急隊員も彼を起こすことができなかった。文字どおり、男性が握り締めていたのは片道切符だったのである。
イギリス運輸局の警官は「乗務員達は、居眠りしている乗客に旅の終わりを告げようとしただけなのです。息をしていないと分かったときは相当ショックだったろうと思います」と語る。
その後の調べでこの男性が「自然死」していた事が証明され、何の事件性もないことが明らかとなっている。