【アリゾナ州フェニックス】
「あなた、減量しないと死にますよ。」・・もしあなたが医者にそんなことを言われたらどうするだろうか。これはトラチ・ホーキンズさんに実際に起こった話だ。
「手術前、私の体重は約430ポンド(約195kg)でした。"ビーンバッグチェア(ビーズが詰まったクッション椅子)に頭がくっついている"という表現がピッタリだったと思う。」と当時の様子を説明した。彼女は手術により285ポンド(約129kg)減量した。ところが、その結果あまりにも脂肪を削りすぎた彼女の体から、何キロもの余った皮膚がぶらぶらと垂れ下がる現実に直面することになった。
手術により145ポンド(約65kg)もの脂肪を切り落としたホーキンズさんは、いかに自分が肥満していたかを思い知ったという。そして今度はおぞましいまでに体からぶら下がる余分な皮膚を切り落とすことになった
ぶらぶらしている彼女の皮膚除去手術を行った整形外科医ショーン・リールさんは、「こんなにたくさんの量の皮膚を切り落とす手術は今まで見たことがない。」と話した。
最初の手術は2003年8月26日に行われ、腹部の皮膚を7ポンド(3.1kg)除去した後、太ももの外側の皮膚も切り取り、結果14ポンド(6.3kg)取り除くことに成功。
2ヶ月後、今度は腕からタプタプぶら下がっていた皮膚を除去。2回の手術の傷が癒えたころ、今までで最高の脂肪密度を誇る"大腿部裏部分"を切り取る手術が行われることになった。最も危険を伴う手術である。
太ももの裏側にぶら下がる彼女の皮膚が揺れるたびに、ホーキンズさんはバランスを崩しそうになったと言う。この手術により8ポンド(3.6kg)もの皮膚が太ももの裏から切り落とされた。「この部分を取り除くことにより、ジーンズを30分以内に履くことができるようになるでしょう。」とリール医師は彼女に話したという。
ブラブラぶらさがる皮膚と格闘した彼女は、回復後に「私歩けるの。ジャンプしても皮膚がぶよぶよとリバウンドしないのよ。」と喜びを話した。約9ヶ月に及んだホーキンズさんの戦いはようやく幕を閉じた。
彼女は手術を行ってくれたリール医師に多大な感謝をしている。そして今、「小さくて軽くなった私の体で、できる事を全部やってみたいわ。」と彼女を密着取材したテレビ局のレポーターに答えた。ホーキンズさんは余った皮膚を完全に除去するため、あと2回手術を受ける予定になっているとのこと。
【英文記事】Woman Undergoes Surgery To Remove Excess Skin