アメリカで来月公開予定の「スパイダーマン2」の販促協力のため、MLB(メジャーリーグベースボール)が、ベースをスパイダーウェブ(クモの巣)デザインにすることを発表した。
6月30日公開予定の映画であるが、『スパイダーマン2公開記念週末イベント』が6月11日(金)からスタートする。このイベント期間中、全てのメジャーチームがホームで試合する場合、1試合またはそれ以上の試合でこのスパイダーウェブベースを使用する予定になっている。
現在までに球場の外壁やフェンスに企業の広告を掲載することはあっても、ベースに広告を入れるのはメジャー史上今までにないことで、多くの波紋を呼びそうだ。MLBの副社長ティム・ブロスナンは、「市場を活性化させるための一つの試みです。極めて人気のあるスポーツで、このような販促を行うのにある程度のリスクはつきものだ。」と、話している。
ベースボールフィールドを神聖な場所と考えているファンからは、ベースに広告などとは絶対に受け入れられない事ではないかと危惧されている。また野球史研究家のジョン・ソーンさんは、「ベース間で形作られたダイアモンドフィールドは、ルールを守って使用されるべき魔法の空間である。もしそのルールを破ろうものなら、間違いなく神の怒りに触れる事になるだろう。」と述べている。
スパイダーマン2販促側(ソニー)と、MLBの協議の中で現在同意を得られているのは、一塁から三塁までのベースの上部に約19センチ四方のスパイダーウェブをデザインしたロゴを入れる事で、ホームベースには何もしない予定とのこと。
【英文記事】Baseball sells out to Spider-Man