最近何かと持ちネタを小出しにしているNASAが、今回は事前に発表を行った。開発中の新型エンジンを積んだX-43Aの飛行テストをこの土曜日に行うとの事。
写真の飛行物体はX-43A(全長約4m)と呼ばれる極超音速・・音の速度の5倍の速さで飛行できる最新鋭の無人飛行機だ。速すぎてよく分からないが、5000mph(時速約8000キロ!!)で滑空可能との事。B-52に搭載されて離陸し、空中で切り離された後、ロケットエンジンで高度10万フィートまで上昇。その後、新開発の"Supersonic Combustion Scramjetエンジン"により数分間最高速で飛行の後、海に着水予定となっている。
記事によると、酸素を大気中から"すくい上げる"事ができるこの新エンジンが完成すれば、ロケット等の機体軽量化に大変貢献することになるだろうと記載されている。今までのロケットエンジンでは燃焼のため、大量に酸素や液体窒素を積む必要があったからだ。
またアメリカ国防省は「このエンジンを積んだ戦闘機なら、世界中どんな場所でも2時間以内に到着し、爆弾を落とすことができる。」とコメントした。実用化されるのは早くて2025年頃だとの事。
【英文記事】NASA 's X-43A Vehicle Ready For Flight